いよいよ明日から開催となりますDIOGUARDI Trousers Exhibition。
昨日のブログでは“Signature”コレクションの001~009をご紹介しました。
本日は新型モデル010~012をご紹介します。
彫刻的なシルエット、表に露出させたダーツ、そして複雑な多層構造によって、伝統的なテーラリングを再解釈したトラウザーズ。
主な構造はウールとコットンの2層構造ですが、部分的にキャンバスの層を加えて構築的なフォルムを支えています。
ウエスト部分は身体に沿うようにフィットし、レッグラインはリラックスしたストレートで裾に向かってわずかに広がるシルエットです。
このトラウザーズを特徴づけているのが、「反転ダーツ(Inverted Darts)」と呼ばれる構造です。表地を精密にカットして開口部をつくり、その下にある生地を覗かせることで、伝統的なテーラリング技法であるダーツを、視覚的かつ建築的なディテールへと昇華させています。
変化、動き、そして伝統的なトラウザーズのプリーツの再解釈をテーマにデザインされたトラウザーズ。
ウール、ピュアリネン、コットンの3層構造。これにより、奥行き、構造、ボリュームを生み出しています。
ウエストバンドを設けずV字型のウエスト構造を採用し、ウエスト位置はやや低めに設定されています。
通常、プリーツはフロントのクリースラインに沿って配置されますが、このモデルではパターンそのものを再構築し、メインとなるボリュームを外側から内側⽅向へ移動させています。これによって⽣まれる⼤きなラップ状のフォールドは、外側にも内側にも向けることができ、1着のトラウザーズで2種類の異なるシルエットを楽しめるつくりになっています。
⼤きなラッピングフォールドを外側へ向けると、構造的なディテールが表に現れます。
⼩さなプリーツはフロントに繊細なクリースを形成し、⼤きなフォールドがより強い⽴体感を⽣み出します。トラウザーズの建築的な性質がより強調され、構築されたボリュームそのものが外側に現れるシルエットになります。
反対に内側へ向けると、外側への張り出しが抑えられ、より静かで控えめなシルエットになります。
ボリュームはトラウザーズの内側に収まりながらも、その特徴的な構造そのものは維持されます。
DIOGUARDIのコレクションの中でも、とくに高度で複雑な構造を持つデザイン。
伝統的なトラウザーズのテーラリングにクチュールのコルセット技法と、歴史的な⾐装構築から着想を得た技術を組み合わせています。主要部分はウール、リネン、レースといった3層構造。

ウエスト部分には、精巧なコルセット構造が組み込まれ、その構造はポケット部分にまで及んでいます
慎重に配置されたコルセットボーンによって上部には構築的な形が⽣まれ、表地の⼀部に開⼝部を設けることで、その下にある繊細なレースや内部構造を覗かせています。
⾝体に沿うコルセット部分から、ゆったりと丸みを帯びたバルーンシルエットのレッグラインへとつながり、フロントの⽴体的な造形は、そのままトラウザーズのプリーツやクリースラインへと連続していきます。
また、全⾯に施されたレースライニングによって、着⽤時の見せ方にも変化を持たせることができ、レースを裾から覗かせて着⽤することもできれば、内側へ収納して、よりクリーンに見せることも可能です。
伝統的なテーラリングを基盤としながらも、あらためてその表現の幅広さと奥深さに驚かされる”Signature”コレクション。
正直なところ、ブログではその魅力の10分の1もお伝えできているかどうか。
11/7(土)、8(日)の最初の2日間は、エージェントの福田さんに在店いただきます。
コレクションの魅力を余すことなくお話しいただけると思いますので、ぜひ直接お話を聞いてみてください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
DIOGUARDI
Trousers Exhibition – “Signature” & “Re.Touched”
date : 11/7 (Sat) – 11/15 (Sun)
place : kink chikaramachi lab.
キヨハラ








